天井の換気扇の掃除方法!埋め込み式の掃除は可能?

天井の換気扇の掃除方法

天井にある換気扇、お手入れが必要になるってご存知でしたか?普段あまり気にしない換気扇ですが、使用頻度や年数によって汚れが目立ち始めます。お手入れなしの状態ではホコリが付着しているのでうまく換気できなかったり、本体の故障につながってしまうことがあります。

今回は天井にある換気扇のお手入れ方法から、お手入れをしたときのメリットまで詳しくご紹介。最後までじっくり読んで、ぜひお役立てください。

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目次

天井埋め込み換気扇の掃除方法

キッチンだけでなく、お風呂にもついている、天井埋め込み式の換気扇の掃除方法をご紹介します。天井埋め込み換気扇は、分解や掃除にもコツが必要です。何も知らずに着手して失敗しないよう、順序だててご説明します。

1、 ブレーカーを落とす

1、 ブレーカーを落とす

換気扇を掃除する際に注意が必要なのが、ブレーカーを落としておくということです。換気扇内部を掃除しているとき、なんらかの表示でスイッチをおしてしまうと、換気扇が作動してしまい危険です。

また、水や洗剤を使う場合は感電の危険もあります。安全に作業するためには、もしもとっさに電源を入れてしまっても危険がないよう、換気扇の電源を切ったうえで、ブレーカーを落としておくことが必要です。

2、整流板・フィルター 取り外す

ブレーカーを落として電源と遮断したら、整流板(化粧パネル・ルーバー)を取り外します。整流板とは、換気扇の一番外側にある金属の板のことで、普段カバーなどを取り付けている場所です。たいていは隅にネジがあるので、どのネジも同じくらいに緩めてから、手前のネジから外していきます。それから留め具を外して取り、フィルターを開けます。

3、 ファンを取り外す

まず、ファンを押さえている輪っかのような部品(ベルマウス)を外します。ネジは手で回すと緩めることができす。

ベルマウスの次は、ファンの真ん中のネジを手で回し、取り外しましょう。ナットのような形をしていて、通常のネジとは逆の右回りに回して外す場合が多く、普段のネジの要領で勢いよく回すと、かえってネジが固く閉まってしまう場合があります。「ゆるむ」などネジに書かれた文字をよく確認しましょう。

4、 元に戻す

ファンなどの汚れをひととおり落として掃除が完了したら、これまでと逆の手順で取り付けます。

「ファンをネジで留める→ベルマウスをネジで留める→フィルターを取り付ける→整流板をネジで留める→ブレーカーを上げる」と、解体作業の順序をさかのぼっていきましょう。

羽を回してみて、異音がするなどの何かの異常が見られた場合は、きちんと設置できていない可能性が高く、危険なのでそれ以上使わないようにしましょう。

天井の埋め込み換気扇は「シロッコファン」が多い

天井に埋め込まれている換気扇は「シロッコファン」と呼ばれるものが多いのが特徴です。シロッコファンにはどのような特徴があるのか、どのように掃除したらよいのかをご紹介いたします。

プロペラ式の換気扇とは全く勝手が違いますので、甘く見て取り掛かることなく、慎重に作業を進めましょう。

装着したままの掃除は難しい

装着したままの掃除は難しい

一般的に、埋め込み型の換気扇は自力で掃除をするのが難しいといわれています。埋め込み型のシロッコファンは、一般的なプロペラファンとは違って、羽根の数がとても多いです。掃除では多くの羽をきれいにする必要があるので、細かい作業が必要になり、装着したまま掃除をするのは難しいのです。

細かい羽の部分を掃除するのにも手間がかかるうえ、取り外し作業自体にも時間がかかるといわれます。構造が複雑なため、うまく解体できても、作業後に組み立てられないこともあるようです。本体の状態によっては重曹などのアルカリ性洗剤は使用できないため、中性洗剤と布で落とさなければならず、強力な洗剤を使用できない場合もあります。

事故や怪我に要注意

シロッコファンは天井に埋め込まれた換気扇なので、取り外しを行う時点ですでに高所の作業になることが多いです。とくに浴室についたものは、身長の高い人でないと作業しづらい場合もあります。

きちんと足場を組まなければ怪我につながるので、無理は禁物です。ユニットバスで、浴槽に足をかけて作業をしたりするのはとても危険です。高齢者の方や身長の小さい方がご自分で掃除をするのはとくに危険なので、きちんと業者に任せるようにしましょう。

また、濡れた手で電源プラグに触ることはしない、ブレーカーはきちんと落として作業するなど、身の安全のためにもしっかりと徹底しましょう。

掃除が難しいと判断したらプロに相談

いざ自分で掃除をしようと思い立って挑戦してみても、やっぱり無理そうだと感じることがあるかと思います。そのような場合は決して無理はせず、プロの業者に相談しましょう。プロに頼めば、身の危険にさらされることなく分解、清掃、取り付けまでをしっかりとおこなってくれます。

換気扇の内部構造の知識がない方や、体力に自信がない方、組み立てが苦手な方などは、自分でやるよりも業者に任せたほうが手間も時間もかからず、失敗したり怪我をしたりといった危険もないのでおすすめです。

換気扇を掃除するとこんなに得する

「換気扇の掃除は面倒くさい。」そんな思いで掃除を延ばし延ばしにしている方も少なくないと思います。しかし、換気扇がきれいなだけで、メリットはとてもたくさんあるのです。ポイントを押さえなければひどいデメリットを被るケースもあるので、注意深く見ていきましょう。

音が小さくなる

音が小さくなる

昔はそんなことなかったのに、いつの間にか換気扇の音が大きくなっている…。そんな異変を感じている方も多いかもしれません。

実は、換気扇の音が大きかったり、異音がしたりする場合は、内部が汚れていることに理由があることが多いです。換気扇から異音が発生する原因として一番多いのは、掃除をしなかったことでホコリや油が蓄積したことだといわれます。

換気扇が回るときにこれらのホコリがすれて音をたてたり、回転軸をずらしたことによるものが考えられます。換気扇の清掃をすると、これらの問題が取り除かれるのです。

換気扇の寿命が延びる

換気扇の汚れをこまめに掃除すると、換気扇そのものの寿命を延ばすことにもつながります。換気扇は室内の空気を吸い込み、外への排出する装置です。そのため、空気中のホコリや油などを常に吸い込んでいるので、内部にはそれらの汚れがこびりついています。

汚れを落としてきれいにすることで、換気扇にかかっていた余分な負荷を軽減させることができます。故障しにくくなったり、電気代が低減されたりします。

環境が良くなる

換気扇をきれいにすると、室内の環境が改善されます。換気扇内部に蓄積した汚れは、吸引・換気を妨害し、換気扇の働きが低下します。また、換気扇からのいやな臭いの原因にもなります。

ホコリを取り除くと換気扇本来の性能に近づけることができるため、部屋の中の通気性がよくなります。室内の湿気やカビ菌などを軽減させることができるので、衛生面が改善し、悪臭が軽減されるなどのメリットのあるのです。

まとめ

  • 天井埋め込み式換気扇は、ブレーカーを落としてから解体をおこなう
  • ブレーカー、整流板・フィルター、ファンの順に取り外し作業する
  • 天井埋め込み式換気扇(シロッコファン)は掃除・解体が難しいので、絶対に無理をしない
  • 換気扇をきれいにすると、異音軽減、室内環境の改善、換気扇の寿命が延びるなど、メリットが多い

天井埋め込み型のシロッコファンは、自力で解体・掃除をするにはあまりにも手間がかかるうえ、高所での作業になるため危険も伴います。しかし、汚れた換気扇を使い続けていると、異音発生や室内環境の悪化、換気扇の故障など、トラブルが発生する可能性が高くなります。

掃除しなければいけないのに手間がかかってうまくいかない。そんな歯がゆいお悩みは清掃業者に頼むなどして解決し、決して危険な作業はおこなわないようにしましょう。

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