【換気扇のモーター】交換なしで直るかも!異音・動作不良の解決方法

換気扇のモーター修理

換気扇の回転中に異音がしたり、動きが悪かったりすると「モーターがおかしい?」と思いがちです。

もちろん、モーターが原因の場合もありますが、違う原因で不具合がでている可能性もあります。その場合、簡単かつお得な対処法で解決できるかもしれません。まずは状況から、適切な対処を判断していきましょう。

このコラムではでている症状から不具合の原因をさぐり、原因別の対処法から換気扇モーターの交換方法までくわしく解説しています。まずは症状から原因をさぐり、原因にそった対処法をご検討ください。

あわせて、交換・修理を業者に依頼する際のコツや費用についても触れていますので、興味のある方はそちらも参考にして頂ければ幸いです!

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目次

換気扇・レンジフードの症状から”本当にモーターが原因か”判断しよう

換気扇やレンジフードの異常は「異音の鳴り方」と「回転スピード」の2点に注目すると原因がある程度見えてきます。まずはご自身の換気扇の症状が当てはまるか確認してみましょう!

異音別・考えられる換気扇不調の原因と対処法

異音別・考えられる換気扇不調の原因と対処法

換気扇を動かしたときに聞こえる音の種類によって、不具合の原因をさぐることができます。この章では音の種類による原因の違いを紹介しています。

換気扇から異音がしている場合はしっかりと聞き分けて原因を確認し、対処法を試してみてください。

・「ゴー!」「ブオーン!」
このような重い音がする場合は、プロペラやファンに付着した油汚れが原因だと考えられます。付着した汚れでプロペラやファンが重くなり、回転のバランスが崩れて音がでてしまうのです。

この場合、換気扇を掃除して油汚れを取り除けば音は出なくなります。重い音がしている場合は一度掃除をして様子をみてみましょう。

・「チチチチ……」「キュルキュル……」
このような音がするときは、部品同士がこすれ合っている可能性が高くなります。音の発生源として多いのがファンやプロペラを回す軸の部分です。この部分の油が減ってしまい、部品同士がこすれてしまっているのです。

この場合、軸部分に潤滑油を補充すれば摩擦を解消し、音の発生を止めることができます。潤滑油はホームセンターやネット通販などで1,000円未満で手に入れることができますので、音がでる場合は試しに油をさしてみましょう。

・「カカカカ」「ジー」
何かが当たっているような連続した「カカカカ」という音の原因はモーターの軸ずれが考えられます。また「ジー」という音が連続してなっている場合は換気扇のモーターにできた錆が原因でしょう。また、プロペラの接続が甘くて外れていたり、ずれていたりすると似たような音がします。

プロペラを確認しても問題がないようであればモーターが原因でしょう。モーターの軸がずれたまま使用していると別の故障を引き起こしますので、早めにモーター交換を検討しましょう。

換気扇のモーター交換はご自身でもできますが、業者に相談したい人は「換気扇・レンジフードのモーター交換・修理依頼は”依頼先”が重要!」を参考にしてください。ご自身でモーター交換することに自信がない場合は業者へ依頼をおすすめします。

そもそも回らない・動きが悪いときの原因と対処法

そもそも換気扇が回らない・動きが悪い場合は、まずは一度しっかり掃除をしてみましょう。汚れやほこりが原因で回転に悪影響をおよぼすことは以外と多いものです。

それでも回らない、ということであればモーターの故障はもちろん、電気配線レベルで異常が発生しているかもしれません。この場合は素人ではどうにもならないので、一度業者に点検を依頼してみましょう。

弊社では換気扇の修理をおこなえる業者をご紹介しています。24時間365日お電話にて受付可能ですので、業者をお探しの際には、ぜひご活用ください。

換気扇のモーター交換方法1:一般的な換気扇(プロペラ式)の場合

プロペラ式換気扇のモーター交換の手順や注意点についてご紹介していきます。ご自身でおこなう場合は、事前準備をしっかりおこなって安全に作業をしてください。

【必要なもの】

  • 新しいモーター
  • 工具(スパナやプラスドライバーなど)
  • 新聞紙
  • 雑巾

【事前準備】

  • 新しいモーターはメーカーに確認し取り寄せておきましょう。
  • 換気扇のコンセントは外しておきましょう
  • モーターの交換は換気扇本体を壁から取り外しておこないます。床が汚れないように新聞紙を敷いておいてください。
  • ボルトやネジの部分に油がこびりついていることがあります。事前にきれいにしておきましょう。

【手順】

  1. 換気扇のコンセントが抜けていることを確認します。
  2. 換気扇カバー、プロペラを取り外します。
  3. 換気扇本体を固定しているボルトを緩めましょう。固定ボルトは換気扇の上部に取り付けられています。
  4. ボルトを緩めたら換気扇本体を引っ張りだします。重たいので注意してください。
  5. 床に本体を置き、モーターを取り外します。モーターの脇にある4つのネジを外せば、モーターの取り外しは可能です。
  6. プロペラの換気扇の場合、モーターとスイッチがケーブルで一体化しているものもあります。交換の際にはスイッチ部分も取り外しましょう。
  7. 新しいモーターを取り付けていきます。スイッチがある場合はスイッチも取り付けましょう。
  8. 一度、換気扇のプロペラを取り付け、ちゃんと回ることを確認します。確認が取れたらプロペラは外してしまいましょう。
  9. 換気扇本体の側面にあるシャッターとスイッチを連動させる金具がきちんとついていることを確認します。
  10. プロペラやカバーは外した状態で換気扇を枠に戻し、取り付け用のボルトを締めます。
  11. カバーやプロペラを取り付けたら作業は完了です。

取り付けが終わったらスイッチを入れ、ちゃんと作動することを確認しましょう。モーター交換の際には一緒に掃除もおこなうとすみずみまできれいにすることができるのでおすすめです。

ご自身でできなさそうと感じたら、無理をせずに業者に依頼しましょう。業者へ依頼する際は「換気扇・レンジフードのモーター交換・修理依頼は”依頼先”が重要!」を参考にしてみてくださいね。

換気扇のモーター交換方法2:レンジフードの場合

レンジフードの場合は本体を取り外すことができないため、狭い場所での作業となります。作業スペースが狭くなってしまいますので、注意して交換をおこなってください。

【必要なもの】や【事前準備】はプロペラ式の換気扇と同じです。換気扇本体を取り外すことはしませんが、フィルターやファンを置く際に汚れないよう新聞紙を敷いておきましょう。

【取り換え手順】

  1. まずはフィルターを取り外し、シロッコファンのカバーを取り外します。
  2. ファンが回らないように抑えながら中心のネジを外し、ファンを取り外します。
  3. モーター部分がでてきます。モーターは4カ所のネジで取り付けられていますので、ネジを外します。
  4. 本体と接続されているコードを外します。
  5. 新しいモーターのコードと本体を接続します。
  6. モーターを取り付けます。外れてしまわないように、しっかりとネジを締めましょう。
  7. ファンやファンカバー、フィルターなどを戻せば完了です。

取り付けが終了した後は一度、スイッチを入れて正常に作動するか確認しましょう。作業スペースが狭いため、自分で交換することが難しいと感じたら、業者への依頼をおすすめします。ご依頼の際は「換気扇・レンジフードのモーター交換・修理依頼は”依頼先”が重要!」をご参考になさってください。

換気扇・レンジフードのモーター交換・修理依頼は”依頼先”が重要!

業者に換気扇のモーター交換を依頼したい……このとき、依頼先としては主に『メーカー』か『業者』のどちらかになります。どちらを選ぶかは、”保証期間が残っているか”が非常に大切です。

保証期間が残っているなら断然メーカー!

保証期間が残っているなら断然メーカー!

換気扇やレンジフードは、購入時に保証がついていることが多いものです。場合によっては、無料で点検・交換してもらえることもありますので、まずは保証期間や内容を確認してみましょう。

保証期間は1年や3年などメーカーや商品によってさまざまです。保証期間は購入時の資料を調べてみたり、直接メーカーに相談したりして確認しましょう。

保証がないなら業者依頼!その費用とポイント

保証期間が過ぎてしまっていれば、換気扇の交換や修理に対応できる業者にモーターの交換を依頼しましょう。

モーターの交換のみであれば部品代と工事費を合わせて1万5千円~2万円程度で交換が可能です。ですが、それ以外にも異常があるとまるごと本体ごと交換しなければいけない、ということもあり得ます。

そうなってしまうと、プロペラタイプの換気扇なら本体と工事費を合わせて3万~4万円程度の費用が掛かってしまします。レンジフードの場合は、新しくする本体の金額だけで10万近くになってしまうこともあるようです。

もちろんこれはあくまで相場ですので、いくつかの業者から見積りを取って比較してから業者を選ぶのが重要となります。
「自分で業者を上手く選べない」「業者を選ぶのはめんどくさい」そんな人は弊社までご相談ください。弊社では日本全国の加盟店から換気扇工事に対応可能な業者をお探し、業者選びのお手伝いをさせていただきます。

土日祝日でもご相談を受け付けていますので、お気軽にお電話ください。

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