換気扇修理の費用相場はいくら?長持ちさせるコツ

換気扇修理の費用相場

換気扇が壊れるとすぐに直したくなります。部屋の中には臭いがこもり、ホコリや嫌な臭いも外に出されることがありません。また湿気もたまり、部屋がカびが発生しやすくなり、人間の健康から住まいまで悪影響が出ます。換気扇は空気を外に出すだけではなく、新鮮な空気を中に取り入れる役割もあります。

こうして室内の空気を循環させてくれるので、家にとってないと困る存在です。しかし換気扇も機械なため、何かのきっかけで調子が悪くなることもあります。そんなとき気になるのが、修理費用です。いったいどれくらいかかるのか、また長く使用するためのコツはあるのでしょうか。今回は換気扇の修理費用を中心に解説していきます。

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目次

換気扇の修理費用はいくらか

異音がする、動きが悪い、など換気扇を長く使っていると調子が悪くなってきます。換気扇が壊れたときにかかる修理費用はどれくらいなのでしょうか。修理でも故障内容にも料金は変わるのでここでは故障と費用の関係についてお伝えしていきます。

換気扇の修理は状況によって異なる

換気扇の修理は状況によって異なる

扇が壊れたときはどこが悪いのかによって費用は変わります。故障原因が軽度の場合、部品を交換するなどで済むので比較的安価でおわります。しかし、換気扇自体が古いと部品がないこともあるので修理にも限界があります。

古い機種はメーカーも部品の在庫がないため、修理ができません。またたとえ修理ができても修理内容によっては大きな修理となり、高額になる可能性もあります。料金次第では新品へ交換した方が安くすむこともあるので、事前にプロにメーカー種類を伝え、見積りをとってもらうのがよいでしょう。

費用を抑えるコツは?

換気扇には2種類のファンがあります。プロペラファンとシロッコファンです。キッチンではたびたびレンジフードと呼ばれるシロッコファンですが、構造は吸い込んだ空気を排気ダクトを通って外へ排出します。プロペラファンはダクトがなく、壁に直接取り付けられているので吸い込んだ空気も、すぐに外へ排出されます。

このように構造や取り付けに違いがあり、それによって施工工事も変わります。壁に直接取り付けるだけのプロペラファンのほうが簡単な工事なので安くすみます。シロッコファンは天井に設置するため天裏に配線が必要となり、またダクトも必要なので複雑な分、費用が高くなりがちです。

レンジフードは横幅が広くなるほど価格があがり、レンジフードの色によっても価格は変わります。機械製品というには、高機能であればあるほど価格が高くなるものです。大きなレンジフードはそれだけたくさんの空気を吸い込むため、空気の入れ替えも期待できます。その分、価格も大きくなります。

最新モデルや、こだわりの機能やメーカーがないのなら型落ちを選ぶ方法も費用を抑えるポイントです。モデルチェンジをすると前回の型番は割引き価格になることが多いです。もしくは、店舗や業者が過剰に在庫を抱えていると、売り出し価格として安くなることもあります。そういったメーカー側や、店側の事情で安くなった商品を見つけるのもよいでしょう。

修理は「電気工事士」の資格が必要

最近ではDIYが流行っているので換気扇も自分で取り付けや交換、修理もしようと思う方がいます。たとえば換気扇の動きがにぶい原因が油やホコリの汚れが蓄積されてうまくファンが回転しない、といったケースではご自分でファンの掃除をして直すことは手軽にできます。

しかし、配線をいじったり、内部のパーツをいじることは注意が必要です。そもそも換気扇の配線はコンセントを差すような簡易なものではなく、直結型だったりします。

またON/OFFのスイッチも壁の内部に電気配線を通しています。このような配線を触るときは、必ず「電気工事士」の有資格者であることが原則です。理由は、配線というのは電気が流れているため万が一のことがあれば、感電してしまうからです。

運よく感電をしなくても、素人がつなげた配線ではいつ漏電をするかわかりません。換気扇修理が必要なときは必ず有資格者にまかせましょう。

どのタイミングで修理すべきか

明らかな故障であれば、修理を考えます。変な音がする、変な臭いがする、動かないといった場合以外に、いつ修理にだすのでしょうか。とくに問題なく動いていたらなかなか修理のことは考えません。換気扇の定期的なメンテナンスをする方も少ないです。表面上では問題なくても内部では劣化が始まっていることはよくあることです。ここでは換気扇の寿命や不具合について、不具合を放置する危険性について解説します。

換気扇の耐久年数はおよそ10年

換気扇の耐久年数はおよそ10年

換気扇も電化製品なので、寿命があります。換気扇の耐久年数はおよそ10年です。しかし使用環境などによって長くも短くもなります。この10年というのは、掃除をしっかりやっていて、一般的な使い方をしているときです。

24時間365日回しっぱなしでは、耐久年数も短くなります。長く使用していると、いつから使いだしたのかわからなくなりますが、換気扇にはどこか目立たない場所に製造年が書かれたシールが貼られているので確認してみるとよいでしょう。

ホコリやカビ、油汚れなど付着していたら、きれいに取り除きましょう。汚れたまま使い続けると10年もたたずに故障や不具合につながります。

不具合が悪化しないうちに早めに修理をする

換気扇が動かない、ガタガタと振動する、換気が弱いなど何かいつもと違った様子なら換気扇の故障が考えられます。不具合を感じたら早めの修理が必要です。故障でも初期の段階ならば、パーツの交換だけの簡単な作業で終わります。

しかしそのまま無理して使用していると故障具合もひどくなり、パーツ交換どころではなく本体まるごとの交換になる可能性も高くなります。換気扇でもとくにレンジフード、シロッコファンであれば高額になるため、できるだけ出費を抑えたいと思うのなら、早めにプロへ相談しましょう。

放っておくと発生する悪影響

故障や不具合がわかっているのに、そのまま修理をせず使い続けるとよいことは何もありません。むしろデメリットばかりです。

火災の可能性

油汚れなど溜まり、そこへ配線の故障も重なれば発火するおそれがあります。

健康被害

新鮮な空気を入れ換えられず、部屋中に湿気やカビなどによるハウスダストで体によくありません。

悪臭や害虫による不快感

キッチンの換気扇になると料理から出た油などでの汚れがたまります。そこから悪臭や、害虫のエサとなります。

近隣住民への影響

汚れたまま換気扇を回せば、汚れて悪臭のある換気扇の臭いが外へ出ていくことでご近所へ迷惑となります。

換気扇を長持ちさせるためにできること

換気扇の寿命はあるものの、できるだけ長持ちさせたいです。ここでは長持ちさせる方法をご紹介します。

換気扇用のフィルターを取り付ける

換気扇用のフィルターを取り付ける

換気扇フィルターを取り付けると、直接油汚れがつかず、内部に汚れが入りにくくなります。そのため換気扇の掃除がらくになります。

また、フィルターをつけることで寿命も延びます。とくにキッチンの換気扇は油煙で取れにくい汚れがつき、ファンに不具合が起こりやすくなります。

そして、このような汚れから守られるため不具合が起こる頻度を下げてくれます。外部からの虫の侵入も防ぐ役割もしてくれるでしょう。

定期的に掃除を行う

換気扇は想像以上に汚れがたまっています。見た目には気づかなくても、カバーを取るとびっくりすることがあります。ホコリや油汚れのほか、そこから発生したカビでドロドロになっています。

このような状態では、吸い込みも悪く、無駄なパワーを使うので電気代も上がり、よいことはありません。吸い込みが悪いということは部屋の空気も入れ替えができなく、部屋の中にあるカビやホコリも排気されずその中で生活している人間にとってよい影響はありません。

換気扇に本来の役割を果たしてもらうためには、綺麗に掃除をすることです。定期的な掃除で、汚れもドロドロになる前なので掃除がしやすくなります。カビや汚れが取れるおかげで、そこからくる異臭もなくなります。また部屋の換気ができれば衛生的な環境にもなります。

掃除をすることで換気扇の故障も下げることができるので、年に3,4回ほど行うことをおすすめします。

異音に気づいたらすぐに確認・修理

違和感を感じたら、早めに確認しましょう。いつもと違う音がしたら、汚れがたまっている以外にも何か故障かもしれません。経年劣化もあるので、無理に使うのはやめましょう。配線の不具合であれば、火災へと発展することもあります。カバーを外しても何が原因かわからないなど、自分で対処ができないようであれば、プロの力を借りましょう。

まとめ

今回は、換気扇の故障をメインにお伝えしましたが、掃除がとても重要であることがわかりました。汚れがたまると掃除もしづらくなります。日頃から掃除をしておくと、簡単に汚れが落ちるので力をいれなくてもきれいになるでしょう。

またフィルターをつけることで、汚れの付着防止にもなります。換気扇には寿命がありますが、長く使うためにも定期的にお手入れをしましょう。

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