レンジフードの交換費用はいくら?種類の選び方や取り付け費用の相場

レンジフードの交換費用はいくら?

レンジフードの効きが悪かったり、調子が悪かったりしたときには、新しいものに交換を考えられるかと思います。レンジフードにもさまざまな種類があるため、交換のときには種類や交換費用をあらかじめ知っておくと決めやすいでしょう。とくにファンや形状によってご自宅に設置できるものなのか、費用はいくらになるのかなど大きく変動します。

このコラムではレンジフードの交換に興味がある方に向けて、種類や交換費用の相場からレンジフードをキレイに使用する方法などを紹介しています。レンジフードは交換だけではなく、修理でも不具合がなくなることもありますので、状況別に見ていきましょう。

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目次

レンジフードの種類の選び方

レンジフードの交換を考えている方にも、それぞれ理由があることでしょう。「古くなったので交換したい」「動作に不具合がある」「さらに高機能であるものが欲しい」など、理由はさまざまです。まずは、レンジフードの種類の説明と選び方について解説します。

「ファン」の違い

レンジフードの種類として、まずファンの違いが挙げられます。よく換気扇として使われている代表的なファン(羽根)の種類からご紹介します。

・プロペラファン
プロペラファンとはその名のとおり、プロペラがついたファンです。扇風機に似た形状で羽根を回すことで空気を吸い込み、外に排出させます。換気量は多いです。羽根の数は4~6枚のものが主流で、掃除がしやすく、価格もリーズナブルです。しかし、外と直接つながっているため、外気の影響を受けやすく、風の強い日には機能性が低下することがあります。

・シロッコファン
シロッコファンは長くて細い羽根が複数ついている筒状のファンです。羽根が小さいことから、動かしても音が静かであることが魅力です。その代わり、換気量は多くありません。吸い込まれた空気はダクトを通じて外に出されるので、天井や家の中の壁など、外に面していない場所に設置することが可能です。

「形状」の違い

レンジフードの形状にも、大きく分けて3つの種類があります。設置環境やデザイン性で決める場合が多いです。

・ブーツ型
ブーツ型は、天井から煙やニオイを吸いこむボックスがぶら下がっているタイプでスタンダード型とよばれることもあるくらい、レンジフードではよく見かける形状です。下に向かって広がる形状になっていることから、料理中に出た蒸気やニオイを集めやすいです。形状も家のインテリアを邪魔しないものであるため、設置しやすいのが特徴です。

・フラット型
レンジフードといえば、ブーツ型のような形状をイメージするかと思いますが、フラット型は、名前のとおり平たい形状をしています。ブーツ型のような存在感がないため、天井が低かったり、設置場所が狭かったりしても邪魔になることなく設置することができます。

・スリム型
ブーツ型が下に向かって広がることで大きなスペースをとるのに比べて、スリム型はコンパクトで、煙を吸う下部だけ広がっていて逆さのTのような形状です。必要な分だけの大きさとなっていることから圧迫感がなく、スタイリッシュな印象を与えます。

レンジフードの寿命はどれくらい?

日ごろのお手入れや使用方法によって寿命は変わりますが、一般的にレンジフードの寿命は10年ほどとされています。8年ほど使っていると、換気扇のモーターの動きがにぶくなりはじめることもありますが、少しずつ修理などでメンテナンスをし、ていねいに使っていれば寿命よりも長く使い続けることもできるそうです。

レンジフードの交換費用の相場

 レンジフードの交換費用はいくら?種類の選び方や取り付け費用の相場

レンジフードの交換を業者に依頼するときには、工事費用が35,000円~50,000円ほどが相場となります。ただし、この費用は設置工事費のため、レンジフード本体は別料金です。本体価格は30,000円~50,000円ほどが相場となりますが、メーカーやデザインによっても費用は変動します。

また、プロペラファンからシロッコファンに取り換えをする際には、ダクトの取り付けなど工事が必要となることから、費用は加算されます。また、古いレンジフードの処分費用や出張費用などもかかる場合があるため、依頼の際には費用の内訳の確認をしておきましょう。

弊社では、レンジフードの修理や交換に関する相談を承っていますので、お気軽にご連絡ください。

※ご依頼の内容や対応エリア、加盟店によっては弊社サイトに記載されている価格や条件では対応できない場合がございます。まずはお電話でご相談いただき、現地調査で見積り費用を出すことがおすすめです。

レンジフードの不具合は修理で直せば安くなる?

レンジフードの交換は、本体価格も含めて決して安くない費用がかかってしまいます。そのため、なかなか交換に踏み出せないという方もいるでしょう。

レンジフードの不具合は修理や掃除によって直ることもあるため、交換の前に点検をおこなってもらうことをおすすめします。ここでは、修理で直せる故障について見ていきましょう。

1.スイッチの破損

レンジフードの電源がうまく入らないときは、レンジフード本体の寿命か、スイッチの故障のどちらかが考えられます。スイッチの故障である場合には、スイッチ交換により修理することが可能です。

スイッチの交換の費用相場は12,000円~17,000円ほどです。さらに出張費などがかかっても数千円ほどであるため、修理するより安く済ませることができますよ。

2.換気扇のモーター故障

換気扇はモーターが動くことによって回転します。そのモーターが故障してしまうとうまく回転できなくなり、空気を吸い込めなくなってしまうのです。

換気扇のモーターを交換の場合には、16,000円~20,000円ほどかかります。出張費がかかったり、部品代金は別としていることもあるため、依頼する前には費用の内訳を確認しておきましょう。

こんな異音が聞こえたら修理の合図!

換気扇を動かしたときに異音がしたらモーターが劣化しているおそれがあります。「以前より換気扇の音がうるさい」という場合には、モーターが原因かもしれません。音別に原因を紹介していますので、ご自宅の換気扇に似た音を探してみてください。

・「キュッキュ、キュルキュル」
キュルキュルと異音がした場合は、モーターのオイル不足が考えられます。モーター用のオイルはホームセンターなどに取扱いがあるため、手軽に自分で手入れすることが可能です。

・「ゴォーゴォー」「ボー」
レンジフードを作動中に重低音が聞こえたら、ほこりや油などの汚れがたまっているおそれがあります。蓄積された汚れが重くなり、異音が発生することがあるのです。

掃除をすることで解決できますが、汚れが固まっていて自分で掃除をおこなうのが難しいときには業者に依頼することも可能です。

・「カラカラカラ」
カラカラという音がしたときは、モーターの軸がずれているときや破損があるときです。自分では対処は難しいため、交換や修理を依頼しましょう。

・「ズーズー」
ズーズーと擦れるような音がしたときには、モーターやその周辺がサビが起きているおそれがあります。換気扇に負荷がかかると、ほかの部分も不調となってしまうことがあるため交換したほうがよいでしょう。

レンジフードをキレイに保つお手入れ方法

 レンジフードの交換費用はいくら?種類の選び方や取り付け費用の相場

換気扇は料理をしているときに出てくる油が蒸気とともに付着し、さらに空気中にただようホコリを一緒に吸い込むことから汚れやすくなっています。

汚れがあると外観が悪いだけではなく、動きが悪くなったり汚れが落ちてきて料理に入る危険があったりします。定期的に掃除をすることで、キレイな換気扇を保ちましょう。

1.プロペラファンの掃除方法

換気扇は、ファンのタイプによって掃除方法が変わります。プロペラファンの場合には、プロペラを外して酸素系漂白剤に漬け置きすることできれいに油汚れを落とすことができます。

必要なものは、粉末タイプの酸素系漂白剤と換気扇の入るサイズのビニール袋(もしくバケツ)、熱湯、スポンジや使い古しの歯ブラシです。掃除をするときには、ビニール手袋とマスクを装着させましょう。また、窓を開けてよく換気をしてください。

  1. まずプロペラファンを外すには、カバーを取り外してください。次に羽根を固定して真ん中のつまみを回すことでファンを取り外せます。
  2. ビニール袋(バケツ)に換気扇のファンとフィルター(カバー)を入れます。
  3. 酸素系漂白剤をふりかけたら、熱湯を注ぎます。
  4. 1~2時間ほど漬け置きしてください。(ビニール袋の場合は、熱湯がこぼれないように口を閉めておきましょう)
  5. 時間が経ったら洗剤を水で流し、スポンジでこすると汚れが落ちていきます

2.シロッコファンの掃除方法

シロッコファンの掃除方法は、プロペラファンと同じように酸素系漂白剤で十分油汚れを取り除くことが可能です。しかし、シロッコファンの場合には、取り外しにコツがいるので、取り外し方をご紹介します。

  1. フィルターなどカバーを外します。ネジなどで固定されている場合がありますので、ドライバーで外してください。
  2. ファンが現れたらファンに取り付けられているカバーを外します。ファンの真ん中のネジを緩めると取り出すことができるようになります。
  3. ファンを引っ張りだします。油で滑るので、落とさないように気をつけましょう。ネジなど細かい部品が多いので、無くさないように気をつけてください。どの部品がどの場所か分からなくなりそうなときは、取り外しのときに写真や動画を撮りながらおこなうことで元に戻すときに困らないでしょう。

頑固な汚れはプロに任せてみよう!

長い間掃除をしていなくて取り外すのも大変というくらい汚れている場合には、プロに依頼するのもおすすめです。自分で掃除をするのが一番手っ取り早い方法ではありますが、汚れがひどいと掃除道具を洗うのも一苦労となってしまうこともあります。

弊社では、換気扇の掃除のご依頼も承ります。汚れでドロドロになってしまった換気扇は、なかなか自分で掃除するのは難しいかと思います。だからといって放置していては、換気扇の寿命を縮めることになってしまうため、一度業者に依頼してみてはいかがでしょうか。お電話窓口でご相談いただければ、ご依頼にあった業者をご紹介します。

まとめ

レンジフードの不具合は、寿命か換気扇の汚れが原因という場合が考えられます。交換の前に点検を受けたり、一度しっかり掃除をしてみたりすることをおすすめします。

レンジフードの交換をする際には、換気扇のファンの種類やレンジフードの形を選ぶことができます。設置されていたレンジフードの型によっては、別途工事をしなければならなくなることもあります。そのため交換の際には、まずは見積りをとり費用を把握しておくことが大切です。

弊社ではレンジフードに関する、お困りごとのご相談を受け付けています。交換はもちろんのこと、修理や掃除といったご相談内容にあった業者をご紹介することができます。現地での見積りは無料でおこなえますので、お気軽にお電話ください。

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