換気扇故障の原因は台風?強風でカタカタ音がした時の対処法をご紹介

換気扇から音がした時の対処法

台風時に換気扇から大きな音が聞こえてきたり、その後換気扇が正常に動かなくなったりすることがあります。

台風と換気扇に関係があるなんて知らなかった!と思われる人もいるかもしれませんが、台風は家の外側だけでなく、家の中の意外なところにまで被害を及ぼすのです。

そこで今回は、台風時に換気扇が受ける影響や、不具合があった場合の対処方法を紹介します。

換気扇の交換時期にもふれていますので、買い替えを検討されている人は参考になるかと思います。ぜひ読んでみてください。

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目次

台風が起こったとき、換気扇はどうなるの?

まずは換気扇という機器の役割から紹介していきます。すでに理解している方もいるかもしれませんが、ここで改めて理解を深めておきましょう。

換気扇は排気という役割をもつ

換気扇と一口に言っても、キッチンのレンジフードやトイレの換気扇、浴室や室内に設けられている24時間換気システムなど、さまざまな用途の換気扇が存在します。

たとえタイプが違っても、換気扇は「屋内の空気を屋外へ排出する」という大切な役割をもっていることには変わりはありません。そして、この役割を果たすためには、外に通じる「換気口」が必要となります。しかし、この換気口によって外と通じているからこそ、台風のときに被害を受けてしまうのです。では、一体どのような被害を受けるのかを詳しくご紹介します。

台風が換気扇に与える影響って?

台風時、もっとも影響を受けやすい換気扇はプロペラ式の換気扇と言われています。プロペラタイプは、外の風や雨が中へ入り込まないようにシャッターが設置されているのですが、このシャッターにはファンの風圧で自然に開閉するものと、電動で開閉するものの2通りがあります。

前者のようにシャッターが風圧によって開閉するものであれば、台風時の風に反応してシャッターが開き、勝手に回ってしまいます。

台風時には換気扇を回さない方がいい?

台風時に換気扇を回していると、物理的に外の空気を家の中に取り入れている状態になってしまうので、必ず切っておくようにしましょう。台風が過ぎ去ったらまたスイッチを入れて換気をしてください。

もし換気扇を回している最中に強風が入ってくると、プロペラが回る方向とは反対の方向へ回ってしまうことがあります。それが原因で故障したり、動きが悪くなったりすることがあるので、注意しましょう。

換気扇の不具合にはこんな症状があります

台風時以外で換気扇に見られる不具合には、異音がする、動きが鈍い、吸い込みが悪いといった症状があります。こういった症状が表れた場合のベストな改善方法をご紹介します。

台風などによる不具合が起きたらどうすべき?

台風などによる不具合が起きたらどうすべき?

換気扇による不具合を少しでも減らすために、わたしたちができることをチェックしていきましょう。

換気扇に不具合が起きた場合の対処法は?

■オイルをさす

換気扇の軸部分のオイル不足によって異音がする場合があります。そのようなときは潤滑油として、自転車用のオイルなどを使用しましょう。

■掃除をする

換気扇の掃除は誰もが苦手とするもの。しかし、掃除せずに放置していると、ホコリやちりなどの小さな汚れがどんどん溜まっていき、換気扇としての役割を十分に発揮できなくなり、異音の原因になります。定期的に掃除しましょう。

キッチンのレンジフードであれば最も気になるのが油汚れ。この油汚れによって、ファンの回転のバランスが崩れることも考えられるため、油汚れが溜まっているご家庭は一度キレイに取り除くことをおすすめします。

■換気扇を交換する

換気扇の劣化によっても異音がしたり、動きが鈍くなったりする場合があります。寿命が近づいて経年劣化が目立ってきたら、交換も視野に入れましょう。

換気扇の寿命は約10~15年といわれており、常に作動している場合はさらに寿命は短くなります。長年使用している換気扇は、寿命がきた証拠かもしれません。交換をおすすめします。

■換気扇を点検してもらう

どうしても原因がわからない場合もあります。専門の業者にみてもらうのはもっとも確実な方法と言えるでしょう。プロの目で点検してもらうことで、不具合が起こる前に対策を行うことができるでしょう。

日ごろから気をつけること

換気扇を正常に保つために日ごろから意識しておきたいことは、換気扇の状態を常に把握しておくことです。

お風呂やキッチンは毎日使用するものだからこそ、常に作動している換気扇の異変に思いのほか気付いていないことが多いです。

普段何気なく使用している換気扇も、「オイルは不足していないか、汚れは溜まっていないか、正常に作動しているか・・・」と、意識して観察すれば気付くことがたくさんあるはずです。掃除など日々のメンテナンスを心がけましょう。

最近では「お手入れ簡単」や「お手入れ不要」といったうたい文句で売り出されているレンジフードなどがありますが、台風時に被害が及ばないとは限りません。何事もご自身の目で見て確認するとよいでしょう。

台風がくる前の対策は何をすればいい?

換気扇は、電動式のシャッターを取り付けることで被害を防ぐことができます。シャッターは通販でも購入できます。ただ、取り付けに不安な方は、業者に依頼して設置してもらうことをおすすめします。

また、台風の通過する一時的なときだけ、プロペラを強力なテープで固定して一時的に回らないようにするなど自分で工夫する方法もあります。

しかし、しっかり対策をしていても、影響をうけてしまうこともあります。台風後に換気扇の不具合が起きるようならプロの業者にみてもらいましょう。

換気扇の寿命や交換時期はどれくらい?

続いて、換気扇の寿命や交換時期について紹介していきます。

換気扇の寿命は10年~15年

一般的に、換気扇の寿命は10年~15年と言われています。ただし、これは一般的な使い方をした場合。乱暴に扱ったり定期的に掃除していなかったりすると、もっと早く寿命が来てしまいます。

また、換気扇の用途によっても寿命は異なります。たとえば、キッチンの換気扇のように、コンロを使用時のみ稼働させるものよりも、トイレの換気扇や24時間換気システムのように24時間回りっぱなしの換気扇の方が寿命は短くなります。

換気扇の寿命が近づき、なんらかの不具合がみられたときは交換を考えましょう。

換気扇の交換の種類にはどんなものがある?

換気扇は分解できるため、部品ごとに交換することも可能です。種類には以下のようなものがあります。

■モーター

換気扇を作動させるために重要なモーター。異音がする場合はモーターのみの交換が可能です。

■ファン

風を送るための部品であるファン。誤って割ってしまったりしたときに、ファン部分のみ交換ができます。

■オイルキャッチ

レンジフードのファンが、油煙と一緒に吸い込んだ油の受け皿となる部分です。レンジフードによって付属しているものとそうでないものがあります。

■スイッチ

換気扇としての機能は正常でも、スイッチ部分が破れたりすることがあります。そのようなときはスイッチ部分のみ交換が可能です。

■丸ごと交換

部品のどこかに寿命がきた場合は、換気扇自体を交換する時期が近付いているということなので、これを機に丸ごと交換してしまう人が多いです。

部品交換に関しては、換気扇のメーカーによって対応できるものとできないものがあります。これから換気扇を購入する予定のある人は、寿命がきた場合にメーカーで交換可能かどうかを確認しておくと安心でしょう。

台風や経年劣化で換気扇が傷んでしまったら

換気扇を修理または交換しようと決心したら、プロの業者に換気扇の点検や工事の依頼をしましょう。専門知識をもったプロだからこそ、もっとも適切なかたちで修理・交換ができます。業者に依頼するときには、複数の業者に見積りを依頼することをおすすめします。

複数の業者に見積りを出してもらうことで、金額の相場がわかります。そして、追加料金などを後から請求されることを防止できるので安心して依頼できるでしょう。

まとめ

これまで台風時の換気扇について紹介してきました。台風時には換気扇のスイッチを切り、なるべく電動で開閉するシャッターを取り付けるようにしましょう。被害を最小限に抑えることができます。

換気扇は生活に欠かせないものです。もしも換気扇がなかったら、室内の空気が汚染され、常に空気に触れて生活しているわたしたちの体に害を与えてしまいます。

換気扇になんらかの異変や寿命を感じたときは、業者に相談してみましょう。

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