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有圧換気扇って何?特徴や利用場所、用途別の選び方を解説します

有圧換気扇って何?特徴や利用場所、用途別の選び方を解説します

 

換気扇とは、室内の空気を外に出すときに動かしていると思われがちですが、実は外の空気を中に取り込むことときにも使われます。きれいな空気を維持するためには排気と給気のバランスが大切で、バランスを崩すと室内の空気が悪くなり快適に過ごせなくなります。

 

今回は換気扇の中でも、飲食店や工場、倉庫などの業務用で使用される「有圧換気扇」について解説していきます。有圧換気扇とはなにか、購入するときはどのようなタイプを選べばよいのかについてわかりやすく説明していくので、有圧換気扇の購入を検討しているかたはぜひ参考にしてみてください。

 

 

有圧換気扇の特徴を確認してみましょう

有圧換気扇とはどのような換気扇なのでしょうか。使用される主な場所や、特徴、また業務用換気扇との違いについて説明します。

 

有圧換気扇が使われる場所

飲食店や工場など、たくさんの空気の入れ替えが必要な業務用として使われています。飲食店は、火を使うため熱や煙、油でスモークがかかった状態になります。それでは厨房へ立つ従業員も見え方が悪いですが、お客様へも迷惑がかかります。

 

飲食店で特に気をつけたいのが「ニオイ」です。案外お客様は洋服へのニオイ移りを気にするかたも多くいます。コンロの数や、火の大きさも家庭とはまったく違うため有圧換気扇のような大きな物が必要です。

 

工場でも、大きな機械を作動させればそれだけ熱も発します。また作業によっては、換気が必要な危険な液体やガスなどを扱うこともあります。そのようなとき、換気が不十分での密閉空間では人体への影響も心配になります。工場や倉庫などにも多くの空気を入れ替えることができる有圧換気扇の力が必要です。

 

有圧換気扇の特徴とは?

有圧換気扇は影響を受けにくい作りです。よっていつも同じ空間を保てることができます。有圧換気扇が外の空気抵抗を受けない理由は、空気に圧力をかけるからです。圧力をかけることで空気の流れを作り、外からの逆流を防ぎます。このように圧力をかけ、空気を一定に流し循環させることを「静圧」といいます。

 

静圧が29~39㎩以下を換気扇とし、294~392㎩を有圧換気扇と判別しています。一般家庭のプロペラファンの換気扇は、外の空気抵抗を受けがちですが、家庭用換気扇のシロッコファンやレンジフードなどは有圧換気扇とされています。

 

有圧換気扇と業務用換気扇の違いは「静圧」

有圧換気扇とよく間違えられる「業務用換気扇」ですが、違いは静圧だけで、大きな区別はありません。業務用換気扇は、空気の流れを整えるベルマウスというプロペラ周りにある部品がありません。ベルマウスがないと、静圧がとれず外からの空気抵抗の影響を受けるため、風の強い日は風量が下がります。

 

反対に有圧換気扇は、ベルマウスのおかげで外からの空気抵抗の影響を受けずに静圧が均衡に保たれます。また、業務用換気扇は排気のみで給気はしない作りのため給気用の穴の確保などが必要となります。

 

有圧換気扇の種類は用途によって選ぼう!

有圧換気扇の種類は用途によって選ぼう!

 

有圧換気扇には各メーカーからさまざまな種類が販売されています。たくさんある中で、目的別の選び方を説明していきます。

 

●見た目を重視したい

レストランなどの飲食店や事務所、学校、公共施設など人目につくような場所ではデザインにこだわったインテリア型のものがよいでしょう。換気扇の羽が見えにくい、格子タイプ、メッシュタイプ、ガードタイプなどがあります。

 

●音が静かなものにしたい

工場や倉庫、作業場では音が静かな産業用有圧換気扇がおすすめです。仕事場が騒音だと、声も聞き取れにくく、ストレスにもなり仕事のはかどり具合に響きます。低騒音型を選ぶとよいでしょう。

 

●サビにくいものにしたい(ステンレス製)

厨房のような油が多い場所や、温泉施設、屋内プール、化学工場、下水処理場などでは湿度や塩素によりサビてしまう可能性があります。ステンレス製はサビにくく耐食性にすぐれています。

 

●広い空間で利用したい(大風量)

工場や倉庫のような大きく広い空間では、大風量タイプが活躍します。排気と給気が大きいので、空気の循環もよく快適に仕事の作業がすすみます。

 

有圧換気扇の取り付けは専門業者へ頼もう

有圧換気扇の取り付けは専門業者へ頼もう

 

一般家庭の、プロペラファンタイプはご自分で取り付けるかたも多いですが、有圧換気扇のような業務用は、高所での作業となり危険ですので専門の取り付け業者へ任せましょう。

 

このときの注意点としては、換気扇業者でも「取り付け」を得意としている専門を選ぶことです。換気扇のクリーニングを得意としている専門もあるため、必ず有圧換気扇の取り付けができるどうかを確認しましょう。またできれば、取り付けたい型番が決まっているのなら、依頼の前に型番を伝え、取り付け可能か確認してください。

 

そして、有圧換気扇について詳しい知識があるかも重要です。実は、換気扇にはどんなものを設置してよいわけではありません。建築基準法により、風量計算が必要です。計算方法は、部屋の面積や建物高さなどによって変わります。素人でも計算ができなくはないですが、より正確な計算をしてくれる専門のプロに任せたほうが安心です。

 

まとめ

今回は有圧換気扇についてお伝えしました。一般家庭では、このような大風量などの工業用は使用しないため、いざ工業や店舗に導入するとなると、なかなかどのようなものを選べばよいか迷うかたも多いでしょう。

 

有圧換気扇のことで不明なことがあれば、プロへどのようなタイプ、サイズを設置するのがよいか相談してみてください。従業員にとって過ごしやすい環境で仕事ができるよう、お客様が快適空間となるよう、いちばんよい有圧換気扇を選択しましょう。

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