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換気扇のファンの種類をご紹介!目的に合ったファンで快適に過ごそう

換気扇のファンの種類をご紹介!目的に合ったファンで快適に過ごそう

皆さんは、換気扇が生活をとても便利にする家電であることをご存じでしょうか?目につきにくく、存在を意識する機会の少ない換気扇ですが、空間そのものともいえる「空気」を取り扱う、実は縁の下の力持ち的な家電なのです。

換気扇のファンは設置場所によって、求められる機能や性能が異なります。さらに、設置場所ごとにもさまざまな種類があるため、換気扇の設置や交換を検討する際に悩んでしまう方もいることでしょう。

そこで今回は、キッチン、浴室、一般的な居室の3カ所をとり上げて、各部屋の換気扇の仕組みと、種類ごとの特徴をまとめました。より便利で快適になる換気扇についてもまとめましたので、快適な生活につながることを想像しながら読んでいただければと思います。

換気扇のファンの種類【キッチンの場合】

まず初めにキッチンの換気扇のファンについてです。普段の生活ではおそらく最も操作する機会が多いため、換気扇といったらまずキッチンの換気扇を思い浮かべる人が多いかもしれません。人間に欠かせない、食事の雰囲気をも左右するキッチンの換気扇の種類を、ひとつずつ見ていきましょう。

キッチンの換気扇に欲しい機能

まず、キッチンの換気扇に求められる性能は排気量と静音性です。キッチンの換気扇は、調理の際に出る煙や匂いが屋内に充満しないように素早く排出しなければならないため、できるだけ排気量が多いものがよいでしょう。

ですが、いくら排気量が多くても、会話の邪魔になるような大きな音では、楽しい食事の時間がだいなしです。キッチンの換気扇のファンを選ぶ際は、どちらを優先するかを判断基準にするとよいでしょう。

キッチンの換気扇に使われるファンには主に、プロペラファン、シロッコファン、ターボファンの3種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

プロペラファン

プロペラファンは、その名のとおりプロペラ型のファンを壁に直接取り付けるタイプの換気扇です。昔ながらの換気扇といえばイメージしやすいでしょうか。プロペラファンは構造がシンプルでコンパクト、排気量も多いという特徴があります。

ただ、ファンがむき出しになっているため静音性は低く、屋外に面しているため風や外部の音が入ってくることもあります。また、屋外に面した壁が必要なため設置場所は限られます。

シロッコファン(レンジフード)

シロッコファンは、幅の広い小さな水車のような形状のファンを使った換気扇です。別名レンジフードとも呼ばれ、コンロの上を覆うフードの中のシロッコファンが空気を吸い込み、天井や壁から伸びるダクトをとおして屋外に排気します。

シロッコファンをフードで覆う形になっているため静音性が高く、ダクトを介して排気するため、屋外からの風や音の侵入も少ないという特徴があります。

ターボファン

ターボファンは、形状としてはシロッコファンと似ていますが、比較的幅が狭く、シロッコファンよりもより水車に近い形状です。仕組みとしてはシロッコファンと同様で、ターボファンもレンジフードの一種になります。

性能面の特徴としては、プロペラファンとシロッコファンの中間で、最もバランスのよい万能型です。シロッコファンよりも小型で設置場所の自由度が高く、排気効率も高いという理想的なファンです。ただ、比較的高価であるというデメリットがあります。

換気扇のファンの種類【浴室の場合】

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続いては、浴室の換気扇の種類を紹介していきます。浴室の換気扇には、カビの発生を防ぐために、湿気をより早く排出できる排気量が求められます。浴室の換気扇には換気以外の機能をもつものがあります。そちらもあわせて紹介していきます。

浴室の換気扇に欲しい機能

ご存じの方もいるかと思いますが、浴室の換気扇には暖房、送風、そして浴室乾燥機能をもつものがあります。暖房や送風機能があれば、浴室の気温をある程度コントロールできるようになるため、入浴中ののぼせを防いだり、冬の入浴の際に寒い思いをしなくてよくなったりします。

また、高齢者の方がいるお宅では、急激な温度変化によるヒートショックを防ぐことができ、命を守ることにもつながります。

そして生活を格段に便利にしてくれるのが浴室乾燥機です。浴室乾燥機があれば雨の日でも洗濯物を浴室で干すことができ、曇りの日でもより短時間で洗濯物を乾かすことができます。

また、洗濯機の乾燥機能と違ってシワもつきにくく、花粉やPM2.5など、屋外で飛散しているアレルギー物質の付着も防ぐことができます。さらに、洗濯機と浴室が近くにあるお宅であれば、家事導線の点でもかなり楽になるでしょう。

プロペラファン

浴室の換気扇のファンにも種類があります。まず、プロペラファンですが、これはキッチンと同様に屋外に面した壁に取り付けるタイプの換気扇になります。屋外に面した壁が必要なので、集合住宅ではあまり採用されておらず、基本的には戸建住宅で使うことになるでしょう。

シロッコファン

浴室の換気扇にもシロッコファンが使われています。プロペラファンが直接排気型と呼ばれるのに対し、シロッコファンはダクト排気型とも呼ばれ、天井や壁に設置されたファンから壁や天井のダクトをとおして屋外に排気する仕組みです。設置場所が自由なため、集合住宅はもちろん、戸建住宅でも使われています。

斜流ファン

斜流ファンと呼ばれるファンもあります。斜流ファンは、プロペラファンの羽根を斜めにしたような形状です。傘の上面に羽根を取り付けたような形というと、なんとなくイメージできるでしょうか。

性能の特徴としてはプロペラファンとシロッコファンの中間で、万能型です。また、斜流ダクトファンとも呼ばれ、ダクト排気型の仲間になります。屋外に面しておらずプロペラファンが使えない場所で、シロッコファンでは排気量が足りない場合に使われることがあります。

換気扇のファンの種類【部屋の場合】

2003年に建築基準法が改正され、24時間換気システムの導入が義務化されたという話をご存じでしょうか?導入されていないお宅もまだ多いかと思いますが、導入するとどんなメリットがあるのか、なぜ義務化されたのかを解説していきます。仕組みや換気扇の種類についても紹介していきますので、導入の参考にしてください。

部屋に換気扇を設置するメリット

なんとなく想像がつく方もいるかと思いますが、部屋に換気扇を設置すると以下のようなメリットがあります。

・天気に関係なく換気できる
換気扇があれば雨風が強くて窓が開けられないときでも換気ができます。夏や梅雨のジメジメした時期、エアコンの除湿機能を使えば湿気は抑えることができますが、除湿だけでは空気の入れ替えにはならず、よどんだ空気や臭いはなくなりません。そんなときでも、換気扇を使えば空気を入れ替えることができ、きれいな空気を保つことができます。

・結露が起こりにくくなる
換気扇を導入するメリットは、冬にもあります。寒さで換気を怠りがちになると、結露が発生してカビが生えやすくなり、住宅の木造部分が腐食する原因にもなります。換気扇を導入すれば、窓を開けなくても冬の乾いた空気と室内の湿った空気を入れ替えることができるため、結露の影響による住宅の劣化を防ぐことができます。

・カビが生えにくくなる
カビは住宅の劣化やアレルギー、嫌な臭いの原因になります。カビを防ぐには湿気を減らすことが大切で、そのためには定期的な換気が必要です。前述したように、換気扇を導入すればどの季節でも常に換気することができるため、カビの発生するリスクをグッと減らすことができます。

・家の寿命が長くなる
住宅の劣化の主な原因は、経年劣化とカビによる浸食です。カビは普段見えていなくても、床下や屋根裏、壁の中などにも発生します。湿気や結露が起こりやすい環境が続くと、見えないところが劣化して家が歪み、地震などの際に家が倒壊するリスクが高まります。家族を守る家の寿命を伸ばすためにも、換気扇を導入するのは有効です。

シックハウス症候群対策で義務化

導入するメリットの多い換気扇ですが、義務化されたのは2003年と、比較的最近のことです。義務化されるようになった大きな要因は、シックハウス症候群です。

シックハウス症候群とは、揮発性の化学物質で汚染された空気を吸引することで発症する、アレルギーに似た症状の総称です。揮発性の化学物質は主に、建築材料や家具に使われる接着剤や塗料などに含まれます。

アルミや樹脂、コンクリートなど、気密性の高い素材が使われている近年の住宅は、木造建築が一般的だった昔の住宅に比べ、気密性が高まっています。気密性が高いと冷暖房の効率がよくなるため、省エネという点ではメリットがありますが、それと引き換えに化学物質が室内に溜まりやすくなってしまったのです。

化学物質の発生を減らすための規制もおこなわれていますが、すぐになくすことは困難です。そのため、換気するのが最善の対策ということで、住宅を新築する際には24時間換気システムを導入することが義務化されたのです。

循環換気システム

24時間換気システムは、循環換気システムとも呼ばれます。家庭内に設置された吸排気口や換気扇を機械によって制御し、家庭内と屋外の空気を循環させて常にきれいな空気を保つシステムです。導入が義務化されたとはいえ、常に換気していなければならないわけではなく、スイッチを切れば止めることもできます。

換気空気清浄

換気扇と同じく、循環換気システムも、さまざまなメーカーがより高機能で便利なものを開発しています。空気清浄機能をもつものや、エアコンと連動するもの、スマートフォンなどで操作できるものなど、実にさまざまな製品がありますので、興味があればぜひ調べてみてください。

換気扇の交換や設置の費用

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ここまで、さまざまな換気扇の種類やメリット、デメリットを紹介してきました。では、換気扇の交換や設置を考えている方が気になっているであろう、費用についてもここから少し見ていきましょう。業者や製品タイプによって差があるため、ざっくり参考程度にお考え下さい。

キッチンの換気扇の費用相場

・レンジフードの交換、取り付け
6.5~12万円前後

・プロペラファンの交換、取り付け
1.6万円~

浴室の換気扇の費用相場

・浴室の換気扇の交換、取り付け
2.5~4万円前後

部屋の換気扇の費用相場

循環換気システムについては、坪数や部屋数などによってまったく違ってくるので、無料見積りを取ることをおすすめします。

既存の住宅に導入する場合は、リフォームという形になるので100万円以上になることもあるようですが、新築の際に導入する場合はこの半分ほどの費用で済むようです。各メーカーのホームページなどに価格が掲載されているものもあるので、参考にするとよいでしょう。

自分で換気扇を設置するのは危ない?業者に依頼しよう

このコラムを読んでくださっている方のなかには、自分で換気扇の設置、交換をしようと考えている方もいるかもしれません。それも可能ですが、危険がともなうことをしっかり理解したうえで作業しないと、大けがにつながるおそれがあります。

自分で交換するのはとても危険

換気扇の羽根は、とても薄く、固い金属や樹脂でできています。スイッチを切っていても、作業していることを知らない人がうっかり電源を入れてしまったり、ぶつかった拍子にスイッチが入ってしまったりするかもしれません。万が一そうなれば、大けがをすることになるのは容易に想像できるかと思います。

また、換気扇は高いところにあるので、作業中に自分が落下して大けがをするおそれがあります。あるいは、不完全な取り付けで使用中に換気扇が落下し、高速回転するファンや破片が飛んでくるという可能性も充分に考えられます。少しでも作業に不安がある場合は、業者に依頼したほうが賢明です。

業者選びのポイント

業者を選ぶ際は、たくさんの業者のなかから選ぶ必要があります。業者選びのポイントは無料で相談・見積りをしてくれるか、強引に契約を取ろうとしないかという部分を見ればよいでしょう。

プロの業者なので技術力については安心できますから、親身になって丁寧に作業と対応をしてくれる業者を選ぶことが大切なのです。

費用については、複数の業者で相見積りを取って安い業者に依頼するというのも、ひとつの方法です。業者を紹介してくれるサービスなどを利用して、複数の業者で相見積りを取り、自分が信頼できると思った業者を選ぶのが一番納得できるかと思います。

まとめ

今回は、換気扇のファンの種類や換気扇を導入するメリット・導入にかかる費用などについてまとめました。大切な休息の場所である家ですから、できるだけ快適に、便利に、気持ちよく過ごしたいものです。換気扇でより快適な生活ができるイメージがわいたら、既存の換気扇の寿命に合わせて導入や交換を検討してみてもいいかもしれません。

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